私たちは本当は誰で、どうして生まれてきたのか。誰でも一度は考えたことがある根源的な質問に、エリックがとてもユニークな答えを話してくれます。
※チャンネリング・エリックは、亡くなった20歳の青年エリックがアストラル界からお送りするスピリチュアル学習番組です。
登場人物
- 母: エリックのお母さん。この番組のMC。
- ジェイミー: エリックをチャネルする霊媒
- エリック: アストラル界の住人
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「私たちは誰なのか、小さなことから説明してくれる?」
母: 今日は番組のリスナーからもよくクエストが来る、大きな疑問について聞きたいと思うの。私たちは誰で、どうしてここにいるの?小さなことから説明してくれてもいいわ。
ジェイミー: (笑いながら)エリックってば、トワイライトゾーンのテーマを歌ってる。あの変な曲。「私たちはスピリチュアルな経験をしている人間である」ってさ(笑)
母: それで?
エリック: それでピンと来ない?
母: もっと長い説明が聞きたいのよ。分かりやすくしてくれるのはありがたいけど。
エリック: 簡単だったでしょ。
母: うるさい!
エリック: ほらね、ひどいやつなんだ、うちのママは。
母: 頭叩けるものなら、叩いてやりたいけどね。
ジェイミー: で、私たちは何者なの?
エリック: OK。僕たちは・・・。
ジェイミー: 神の源(ソース)だって。
エリック: 僕が神という言葉を使うのは、他にいい言葉が思い浮かばないから。それとこの番組を見てる人は、だいたい神っていう言葉に馴染みがあって、イメージをつかみやすいだろ?ソースって言葉をつけたのは、一つの宗教に特定しないため。自分の価値観は一旦置いておいて欲しい。
母: わかったわ。
エリック: さて、僕らはこの神のソースと言う全体の一部だ。
ジェイミー: (笑いながら)エリックってば、ラッパーみたいなハンドサインをやたら使ってる。「はっきりさせておくけど、YO!」みたいな感じで(笑)
母: あらら。
ジェイミー: なんか一人で盛り上がってるみたいね。
母: それはいいことね。
エリック: 僕が言う「一部」って言うのは、別々ってことじゃない。僕らは個人個人であるとか、全体から別々に切り離されているって言う考えは、全くのデタラメだ。
母: 幻想ってこと?
エリック: まぬけな幻想だよ。
母: そうなのね。
エリック: つまり、ホログラムみたいなものなんだ。昔、流行ったやつがあったでしょ。80年代?90年代?忘れた。
ジェイミー: 彼、今、私にホログラムを見せてくれてるんだけど、ガイコツが浮き出てるやつ(笑)何よ、これ。
エリック: そのホログラムを地面に叩きつけて、粉々にしたとしよう。で、そのかけらを拾って、顕微鏡で見てもガイコツが見える。元のホログラムとまるで同じ。バラバラになってないんだ。全体なんだよ。つながってるんだ。全体のイメージが、粉々になってもまだその中に入ってるの。
母: つまり、私たちはソースの一部ってこと?
ジェイミー: エリックってば、クイズショーみたいにピンポン、ピンポン、ピンポンってやってるよ。
エリック: 正解!
母: 賞金は出るのかしら。
エリック: この話を人間が理解するのは、難しいかもしれないんだけどね。別の言い方をすれば、神さまは電話受信センターみたいとも言える。みんな電話を持ってて、神のソースにつながってるんだよ。しかも人間同士が、ケーブルでつながる可能性もある。その可能性を制限するのは、その人の持つ価値観なだけなんだ。実際、僕らはそのケーブルを使って電話をかけたかったら、誰にでも電話できる。でもそうしないことも選択できる。そうしないって選択は・・・。
ジェイミー: エリックが、手で顔を覆って、「Oh,ノー」ってやってる。
エリック: それって、すごく狭い考えだと思うんだよ。だって僕らはみんなお互いに、全体の一部なんだから。だから僕らが誰か知りたいって言うなら、僕らは全体そのものだし、神のソースの一部だし、僕らがすることは全て、予め計画されていたことなんだ。君がどんなふうに思っていてもね。
エリックチームは、いい意味で本当にふざけた人たちで(特にエリックが)、原文はもっとアメリカンジョークとか、Fワード満載なんですけどね。
でも生前のエリックは、内にこもる静かなタイプだったんですって。だから死んだ後のエリックが、こんなに生き生きしてるのが(死んでますけど)本当に嬉しいって、どこかでお母さんが話していました。切なかったです。