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やっぱり失ってない?アストラル界から見た喪失

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アストラル界から見れば、誰も、何事も失われてないって言うだろうと思いますよね?やっぱりそう言ってます。


※チャンネリング・エリックは、亡くなった20歳の青年エリックがアストラル界からお送りするスピリチュアル学習番組です。

登場人物

  • 母: エリックのお母さん。この番組のMC。
  • エリック: アストラル界の住人

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亡くした人について

母: 喪失について話を聞きたいんだけど。辛いって言うこと以外に、どんな意味があるの?

エリック: 大きな勘違いなんだけど、何かを失うなんてないよ。僕らは全体の一部だから。家族、子供、愛する人、親友、動物、それから植物とか何であれ、それを本当に失うなんてことはない。ただ移行するんだ。肉体にさよならするだけだよ。コミュニケーションは肉体を通じるものではなく、言葉や感情の交換になるんだ。

母: そうね。

エリック: 肉体って言うのは、もっとこう、触れたりとかさ、そういうためのものだろ?それを通じる親密さはあるけど、相手の深い部分を知るために必ずしも必要じゃない。死という喪失があっても、それはコミュニケーションを失うことではない。(だって、まだあるし)でもみんなは人間で、死とは別れであり、喪失だと教えられて育ってるから、それが分かんないんだよね。もっとよく探してみてよ。もちろん亡くなった人との関係は、生前と全く同じようにはならないよ。でも違う方法で続いてるんだ。

母: 私たちみたいにね。

エリック: でも実際、何をどういう風に話していいか、よく分からないんだ。だって喪失なんかじゃ全然ないしさ。新しいコミュニケーションの方法に慣れる必要があるってだけの話で。実際、死んでないし、無くなってもいないからね。

母: 肉体っていう殻が無くなっただけって言いたいのね。

エリック: そうそう。

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無くしたモノについて

母: でも喪失っていうのは、人があの世へ行くことだけじゃなくて、他のタイプの喪失もあるでしょ。

エリック: そうだね。お金とかステータス、肩書とか。あと何かあったっけ?

母: もっと沢山あるわよ。そうした喪失も、誰かを亡くすことと同じなのかしら?

エリック: お金、自信、肩書、能力。こうしたものを無くすのは、必ずしも喪失じゃない。やっぱり移行してるだけなんだ。たとえば仕事をクビになって、お金やステータスを無くしたと考えよう。でも最終的に、それは喪失じゃない。

母: ポジティブに考えろってこと?

エリック: 何でもかんでもバラ色に考えろって言ってるんじゃないよ。大変なのも分かるからさ。だけど起きたことを、まず眺めてほしい。良い悪いとか、嬉しい悲しいじゃないよ。ただ眺めてみるんだ。たとえば仕事を失った例で言えば、その時、君は本当にやりたかったことや、最初に進みたかった道があることに気付くかも知れない。もしその時の仕事が自分のやりたいことだったとしても、、その場合だって全然喪失じゃない。別の方法ですればいいんだから。つまりね喪失のように見えても、実際は移行であって、それは君の人生に、君のやりたいことや喜びを新たに加えるチャンスなんだ。何かを無くしたと思うなら、こう考えたらいい。「そもそも、そんなもの最初から要らなかったんだ」って。

母: もしくは最初は要ると思ったけど、やっぱり要らなくなったとかね。進む方向が変わることだって、よくあるものね。

エリック: その通り。必要性とか好みは変わるから。でも僕らは初志貫徹が正しいみたいなことを教わって育つでしょ。それを貫きたい人はいいけど、そうじゃないことだってある。もし途中で何かが変わるなら、それは変わる必要があったからだ。

母: わかるわ。

エリック: だからさ、僕は喪失っていうのは、水面下の現実化だと思ってるよ。

Perceiving Loss Differently


アストラル界に住んでるとは言え、たいした20歳ですね。最後のセリフ、グッと来ます。

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この前、うちの祖母が亡くなったんですけど、駆け付けた病室に入って感じたのは、「おばあちゃん、空気の中に入っちゃった!」でした。魂なのか何なのか、私にはエネルギーとしか分かんないですけど、みんなが言うのは、こういうことなのかーって思いましたよ。

でもよく考えたら、魂ってエネルギーなのかも知れませんね。

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生きている恋人との別れという喪失もあります。移行とか言われても、辛いもんは辛いですよね。

全てはエネルギーとよく言います。人間にとってエネルギーとは、感情や思いであり、身体で体験できるものです。物理的な恋人は一旦いなくなっても、純粋な愛や喜び、親密さとか、そういう感情は残ります。で、それをエネルギーベースにして、新しい別の物理的恋人が現れるんです。しかも要らないものを処理したことで、あなたのエネルギーはパワーアップしますから、よりパワーアップした物理的恋人が現れることになるのです。特定の肉体に固執する必要もないんですよ。仕組み的にはですけどね。

でも普通、固執しちゃいますから、その辺、うまく自分を慰め、傷を癒してあげて、コアのエネルギーはどんどんパワーアップしてるぞって感じるのが引き寄せのセオリーです。

友達だったら、話の合わなくなった人とはバイバイして、新しい友達を作るのなんて、ごく普通のことなのに、なんで恋人はそうもいかないんでしょうか。そこに考えどころがありますね。