カルマと心の傷 自分にかけた呪いを解くために 

カルマの解消についての話です。


カルマを理解する

一般的に言うカルマって、悪いことをしたら、自分に返ってくるというものですよね。だから人に優しくしよう、みたいな。でもそれはとても表面的な解釈でしかなく、なぜ人を傷つけてしまうのか自分で理解できないと、本当の解消はできないんです。同じことを繰り返しちゃいますからね。

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カルマをつくる仕組み

人間関係でのカルマに限定してみると、人を傷つけてしまうときのパターンは、3つあります。

1つめは、知らないで傷つけてしまう場合。本音でぶつかるのが一番とか考えて、相手の傷つくことを率直に言ってしまうようなパターンです。これは要するにただのアホですから、きちんと考えるようになることで、ある程度カルマは解消できます。

2つめは、自分に傷があるために、相手を傷つけてしまう場合。分かりやすい例で言えば、意地悪されたから、し返すとか、浮気されたからやり返すとか。負の連鎖反応みたいな現象です。

そして3つめは、自分に傷があるために、さらに自分を傷つけてしまう場合。こいつが最悪のカルマです。
 

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傷の根っこ

心の傷というものをほじくり返してみると、たいていの場合「どうせ自分はダメなヤツだ」という根っこにつながります。自己評価の低さってやつです。さらには「自分がこんなになったのは、オマエのせいだ!」という、被害者意識に発展していきます。そうなるとタチが悪くて、その傷を癒すために、相手のコミットを求めますよね。

条件が許せば、ある程度の交渉は出来ると思います。でも最終的に、相手にも相手の人生がありますから、あなたが満足するまでには至らないでしょう。求める気持ちが一層強くなるだけです。

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自家製カルマ

カルマの本当の怖さは、自分が自分にかける呪いであると言うこと。あなたがそんなになったのは、他でもない、あなたのチョイスです。もちろんこれは変えられない環境や状況の話ではなく、精神的・感情的な話のことですよ。

たとえば子どもの頃から、両親に押さえつけられて育ったとしましょう。あなたは自分をうまく表現することが出来ず、鬱屈して成長しました。そのため大人になっても、人間関係や仕事がうまく行きません。そのうち、不満が爆発します。「自分がこんなになったのは、オマエらのせいだ!」

もしくはクソ男と付き合ってたとしましょう。あなたは惚れに惚れ抜いてましたが、クソ男はそれほどあなたのことを大切にしてくれません。それでもあなたは一生懸命尽くしたものの、最終的に彼は他所に女を作ってしまいました。あなたはクソ男の足にかじりつきながら、こう言います。「ずっと信じてたのに。あなたなんて最低!」

本当にそうでしょうか?

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自己評価の低さと、それを補完するもの

どちらの例にも共通するのは、自己評価の低さです。そんなことになる前に状況を変える努力をすればよかったのに、自分は出来ないヤツだと思いこんでしまっているため、かないませんでした。

異なる点は、後者の場合、相手に対する執着があるところ。自分のダメさを補完するものとして、人や物を必要とする場合、どえらい執着が生まれます。こいつがまた大変です。

(関連記事:執着を手放す ノン・アタッチメントを実践する6つの方法

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感情のヒーリングと、それだけで解消できないもの

まずは感情のヒーリングが先決です。あなたが経験してきた辛い思い、寂しい思い、満たされない思いを、優しく癒してあげる必要があります。相手を許し、自分を許し、再び心が元気になるように。感情は割と単純ですので、ヒーリングもまあまあ簡単です。

しかしカルマとは、エゴがバックについて、実に緻密に作り上げられたものなのです。感情的にいくら優しくなれても、その奥底にある「自分はダメなヤツだ」と言う思い込みは、最後の最後まで残り、思う回数を重ねることで強化されていきます。「自分はダメ」×100みたいに。怖っ。

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思い込みを変える

ではその思い込みを、どうやって外すのでしょうか。これは単純に、考え方を変えるだけです。自分が自分に対して持っている、ネガティブな思い込みをリストアップしてみましょう。どれだけ思いつくでしょうか。

リストアップしたら眺めてみて、嫌な気持ちになってもいいと思います。それも自分の一部ですからね。けれども、そこに書かれていることは、変えられない事実ではありません。ダメだ、ダメだと、あなた自身が、自分にかけ続けてきた呪いです。そう思うなら、ダメじゃなくなる行動を取ればよかったですよね。もっと早く気付いて、自分から動けばよかったのに。あーあ。

でも実のところ、人生に時間は関係ありませんから、安心してください。今からはじめて、全然大丈夫です!

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あなたの選択だけが、あなたの人生をつくる

被害者意識の根っこには、自分は悪くないのに損をしたという気持ちがあります。「私はがんばったのに、オマエがあんなことするから、こんなになった」という理屈です。

しかし実際のところ、宇宙の仕組みはニュートラルで、起きたことは、ただ起きたこと。いい悪いや、成功・失敗などの基準は存在しません。ですから損のしようもないのです。人と比べる必要もありません。

あなたはあなたの思うように、自分が幸せになるチョイスをしていけばいいだけです。あなたの思考は、あなたの幸せのためにだけ、使ってください。過去に引っ張られず、今だけを見つめられるようになったとき、本当の幸せは始まります。

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最後は忘れる

感情のヒーリングをして、マインドの思い込みと行動パターンを変えて、それでも最終的に残ってる思い込みの根っこのカスみたいなのに気付きます。それが見えて来たら、カルマの解消はもうすぐです。

カルマも心の傷も、解消してしまえば、割と見事に忘れてしまいます。転んで作ったケガも、いつかはまったく忘れてしまうのと同じです。

 

 


一旦アウェイクニングが始まると感情のカルマは面倒で、どんどん手放したくなります。ライアンが言ってたBSディテクターが、自分にも作動するためと思われます。(詳細はこちら:小学校での評価から考えるスターシードやインディゴの特徴)

浄化の過程で、何度も何度も同じトラップにはまって、エゴのドブに浸かるような思いをするのは本当によくあります。もちろん、それもプロセスのうちです。みんな苦労に苦労を重ねていますから、大丈夫。