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ヒプナゴジアを探検する

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ベッドに入って、寝そうになる前に見える、ホワホワした光やモザイクみたいなイメージ、ああいったものをヒプナゴジアと呼びます。


ヒプナゴジアとは?

ヒプナゴジアは、入眠直前に体験する幻覚や幻聴、身体感覚などを総称して指す言葉で、覚醒と睡眠のちょうど狭間の意識状態の時に経験します。このヒプナゴジアを利用することで明晰夢を見ることもできますし、さらに幽体離脱や金縛り、エイリアンによる誘拐や、各種霊現象を引き起こすとも言われています。

※ちなみに日本語検索では、ギリシア語読みでヒプナゴギアの方がポピュラーみたいですが、英語だとヒプナゴジアになるようです。

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ヒプナゴジアで経験できる感覚

一般的に多くの人が経験するヒプナゴジアは、以下ようなものがメインです。あなたも、きっと身に覚えがあるでしょう。

視覚的ヒプナゴジア

視覚的なヒプナゴジアは、眼閃(がんせん)と呼ばれる、目を閉じた状態で見える光から始まることが多いようです。ランダムな光の筋や、カラフルな幾何学模様などが、閉じた瞼の裏側を漂うように感じられます。

この眼閃をコントロールする練習をしてみてください。光を好きな方向に動かしたり、好きな形に変形させたり、それができるようになったら、もっと具体的に、人物や動物の姿にできるかやってみましょう。さらに慣れてくると、このテクニックを利用して、ヒプナゴジアから明晰夢に入ることができます。

明晰夢のテクニックまとめ 1.起きている状態からはじめる明晰夢

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聴覚的ヒプナゴジア

ヒプナゴジアの状態にあるとき、何かが聴こえる人もいます。かすかな耳鳴りから、かなり大きな音まで、個人差があるようです。誰かが名前を呼ぶ声、電話の着信、誰かの話し声が聞こえる場合もありますし、実際に聞こえなくても、いわゆる“意識の中に直接語りかけられる”ようなこともあるそうです。

視覚的なものに比べると、より手応えがないので、コントロールが難しいかも知れませんが、音にフォーカスして音楽に変形させていくこともできるでしょう。

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テトリス効果

日中、継続的に経験していたことが、ヒプナゴジアの状態になるとフラッシュバックしてくることがよくあります。テトリスを長時間やり続けると、目を閉じてもテトリスの画像が見えるように感じる、あの現象です。

しかしこれは夢ではなく、日中繰り返された光景が、残像や身体感覚として、意識の中に残っているだけです。

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金縛り

ルーシッド・ドリーマーも、そうでない人も、眠る間際に金縛りを経験する人がいるようです。金縛りの最中は、全身が麻痺したようになりますが、これはある意味、自然な現象で、レム睡眠中は筋肉の活動が抑制されていて体を自由に動かすことはできなくなているのです。(そうでなければ、夢に反応して実際に動き回ってしまうでしょう)ところが金縛りでは、意識がまだ完全な眠りに落ちていないため、体だけが麻痺したように感じるのです。

この現象は数秒から数分で過ぎますから、この感覚を利用して明晰夢に入ることもできます。

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その他

ヒプナゴジアとして、味覚、嗅覚、温度、触られる感覚などを経験する人もいます。体の大きさが違って感じるのもよくある現象ですし、腕や足が実際とは違う位置に感じられることもあります。また、ふいに体が落下したり、すべり落ちるような感覚、ジャーキングが起きることも、非常によくあります。

さらに、一種の共感覚と言える現象で、光から音が聴こえたり、音から皮膚感覚を得たりする人もいるようです。

Exploring Your Hypnagogia in World of Lucid Dreaming,


ビジョンやメッセージ、その他、経験したことは、夢日記みたいに記録しておくといいですよ。

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