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聴くクスリ?音楽療法 1.脳波系

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ルファ波とかベータ波なんて言葉を、どこかで聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、脳波に合わせた音を使って脳みそを開発するという、そんなテーマの記事です。


脳波のおさらい
私たちの脳は、5つのモードで稼働しています。通常は、これら5つのモードがミックスされている中で、一つのモードが優勢になっている状態と言えます。脳波が注目を浴びる理由は、それにより私たちのマインドやボディがコントロールできるとされているところ。たとえばリラックスしたいときは、アルファ波と同じ状態にチューニングした音楽を聴くことで、その状態に誘導することが可能ですし、集中したいならベータ波を、入眠サポートにはシータ波を利用することが出来るのです。

各脳波とモードの関係は、以下のようになっています。

brainwaves

では各脳波について、より詳しく見ていく前に、注意と免責事項をご確認ください。

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◆注意と免責事項◆

これからご紹介する音源は、脳波に直接の影響を与えると言われています。イヤフォンで聴くとさらに効果が上がりますが、効果があり過ぎる場合がありますので、はじめての方は安全のためスピーカーから聴きましょう。

バイブレーションや音に敏感な人は、聴き過ぎ注意です。(めまい、頭痛、吐き気などが生じる恐れがあります)。

どうか自己管理で、少しずつお楽しみください。

 

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ガンマ波

認知に携わる脳波。周波数40~100ヘルツ。

比較的最近になって発見された脳波であり、まだ研究が進んでいない部分もあるので、機能については諸説あります。認知機能、情報処理、学習機能と関係しているとも、アドバンスメディテーションやヨガ行者の間では、ガンマ波を直感や深い慈悲の心と関連づけて語る人もいます。

ベータ波

日常の中で目が覚めて活動している状態の脳波を表します。周波数12~40ヘルツ。

集中力、論理的思考、分析、問題解決能力と関連しています。そのため日中の活動を通じて、通常優勢になりやすい脳波で、これが過剰すぎると逆にリラックスできず、ストレスが溜まりやすくなります。現代社会人の脳は、日中ほぼ、このベータ波で稼働しています。

その名もカフェインサウンドマシーンというトラックメーカーが、YouTubeでベータ波ミュージックをたくさん上げています。いわゆるアッパー系ってやつですね。聴くレッド・ブルって、本当かな…。

アルファ波

深いリラックス状態の脳波。周波数8~12ヘルツ。

目をつぶった時や、眠りに落ちるとき、または軽い瞑想の際に現れる脳波で、顕在意識と潜在意識の、ちょうどつなぎ目と言える部分といえる部分を司ります。白昼夢、夢想、視覚化の際にも優勢になります。

思いっきり寝れそうな音楽が、こちら。

シータ波

瞑想、もしくは浅い睡眠時の脳波。周波数4~8ヘルツ。

夢を見やすいREM睡眠時を含む脳波で、アルファ波から眠りに落ちて、デルタ波に入る前の、ほんの狭間に見られる状態です。潜在意識とつながる領域であり、宇宙との一体感や、スピリチュアルな結びつきを経験できるのは、このシータ波の状態だと言われています。また明晰夢に効果があると言われるのも、このシータ波です。いい感じのダウナー系ですかね。

多少アイソクロニック的なノイズ(※詳しくは、次項を参照)が入っていますが、これは飛べる…。

デルタ波

深い睡眠時に現れる脳波。周波数0~4ヘルツ。

シータ波状態よりももっと深い部分とつながると言われ、この脳波の状態にあるときはノンレム睡眠となり、夢は見ません。日常の意識状態ではアクセスできない人類の集合的無意識や宇宙意識とコネクトできると言われています。またヒーリングや体の機能再生とも関係しており、深い睡眠が得られないと体の調子が崩れるのはそのためです。

強制的に寝オチにもっていかれそうな音楽が、こちら。


この中だったら、私はシータ波が好きです。この後のページでご紹介するバイノーラルビーツやソルフェジオの手法と組み合わせた強力版も、ウェブ上に沢山ありますので、この手が好きな人は、自分に合ったものを探してみるといいと思います。

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