エゴから自分を解放する簡単な3ステップ

あー。エゴ、うざっ。と思ってしまう、そこのあなた。簡単なステップで重たいエネルギーを取り去って、心の軽量化(en-lighten)を図りましょう。


エゴとは何か

まずエゴの働きについて、少しご説明しましょう。フロイド派で言うところの、スーパーエゴ(理想的・倫理的欲望)とイド(一般的な欲望)を仲介する存在としてのエゴではありません。私たちの心の中の小さな声。いつも心配や不安、苦しみを見つけては忠告ばかりしてくる、お馴染みのエゴです。

エゴ・ディフェンスシステム(自我防御規制)とは?

けがをしてしまった場合などに、身体をばい菌から守り、元の健康な状態に戻す身体のしくみを免疫機能と言いますが、心の傷に対しても似た働きがあります。それが自我防衛規制です。ショックな出来事、過酷なストレス、誰かに言われた嬉しくない言葉など、心の傷となるような状況や事象に対して働く防御反応のことです。

代表的な自己防御規制には、以下のようなものがあります。

  •  否定:  恐いものや嬉しくないことに対して、その存在を認めたくないときに生じる。
  • 置き換え: 抑圧された感情を、脅威の少ない対象に発すること。たとえば上司に怒られた腹いせに、部下に怒る、など。自分が受けた傷は、別の形で誰かに与えるというループができてしまう。
  • 投影 : 望ましくない出来事の責任を他人に押し付けること。たとえば自分が勉強ができないのは、教師が悪いと考える、など。
  • 合理化 : 自分に対して、都合よい言い訳をつけること。たとえば数学のテストが悪くても、社会に出たら関係ないと言い張る、など。
  • 反動形成 : 自分の願望と反する行動をすること。たとえば本当は優しくして欲しいのに、拒絶してみるなど。

 

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エゴ・ディフェンスシステムのいい面と悪い面

エゴディフェンスシステムは、あなたのピンチを手助けすることもあれば、逆に状況を悪化させることもあります。よくあるケースで言えば、認めたくないことを言われて、つい否定してしまったり、本当の気持ちと反対のことを言ってしまって、話が余計こじれてしまったり。そういう経験はないでしょうか。その時、自分が傷つかないようにディフェンスシステムが働いていたのです。

ディフェンスシステムが働いたら、何によって作動したのか、注意深く探ってみましょう。怒りや拒否、否定など、相手に対してマイナスの感情が現れるときは、ほぼ100%でディフェンスシステムが作動しています。冷静に観察してみると、怒りや否定・拒絶などの根っこに、相手を否定することで、自分を肯定するような感情が見つかるかも知れません。

ここから自分のトラウマや、子ども時代の経験から作らてきた性格的傾向が見つかるかもしれません。もし気づけたらラッキー。成長へのネクストステップは、ここを通っていきましょう。

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さあエゴを解放しよう

自分のエゴに気づいたとき、それがエゴを解放するときです。行ってみましょう、自由への片道切符。

STEP 1.愛を選ぶ。

こう言い切ることは、時として楽天的過ぎるようにも聞こえますが、あえて言います。愛は唯一の確かな感情で、恐れはすべて幻想です。不安や心配、恐れが心の中に生じたとしても、それはあなたの心の中だけで起きている災難な出来事で、現実ではありません。

マイナスの感情が起きそうになったら、自分にこう言い聞かせましょう。

「もし愛がこの状況を作ったのでないなら、これは現実じゃない。」

実際に言ってみると、かなりシュールですが、愛だけがリアルなんですよ。

マイナスのループに囚われないでいると、どれほどよい解決策が見つかるか、きっとびっくりしますよ。

STEP 2.文句を言わない。

自分が優位に立ったり、自分の方が正しいと証明しようとすることをやめましょう。自分が被害者だということを相手に分からせるのに、躍起になるのはやめましょう。同時に自分に対しての批判や文句もやめるべきです。あなたはただ観察者として、状況を眺めましょう。

自分が勝ちたい、認められたいという思いは、終わらないレースのようなものです。相手ももちろん勝ちたいと思っているのですから。レースに勝つよりも、あなたの心の平安を優先しましょう。

レースに勝たないことには、心の平安は訪れないと多くの人は考えます。しかしそのような状況が、いかに心の健康を脅かすか、考えたことはありますか?常にに自分が正しくありたいと思う人が人間関係を壊す例が、あなたの身近にもあるでしょうか。

もちろん毎回勝ちたいとまではいわずとも、今回だけは勝ちたい。そんな場合もあるかも知れませんね。でも大切なのは、こうしたエゴのディフェンスマッチが、どれだけ人生に悪影響を及ぼすか知ることです。

STEP3.うまくいかなかったとしても、ただ感謝する。

ここに書かれたステップを実際にやってみて、うまくいかなくて怒ったり、書いた私をけなしたりするかも知れません。そしてやっぱり誰かを責めたり、代わりにお酒を飲んだくれたり、気晴らしにテレビやパソコンを見続けたり、そんな状況もあるかも知れません。ノーマルな反応です。それがエゴディフェンスなのですから。エゴのメインゴールは、あなたを世界から切り離しておくことです。

マイナスの状況から逃げても、それに向き合うまでは解決しません。 怒りがやってきたら、代わりにノートを取り出し、今自分が感謝できるものリストを書いてみましょう。思いつくものが少なくても、大丈夫です。でも出来る限り考えましょう。アホらしいと思っても、これが強力な解毒剤となり、不安や怒りを中和することが出来るのです。

ここで紹介した一連の作業は、心のデトックスとしてとても効果を発揮します。ステップを進む途中で、苦しいと思ったり、できないと思って初めの状態に戻ったりすることもあるでしょう。難しければ、一度に3ステップ進まなくても大丈夫です。どのステップもその時のあなたの目的地だと考えて、ひとつひとつ丁寧に進みましょう。
Free Yourself From Ego in 3 Easy Steps  / Mindbodygreen


簡単な3ステップとは言っても、実際かなりラディカルな気がしますが。手順が簡単でシンプルな方が、自分で考えながらできるから好きです。


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